4 日中支援加算(自治体の実地指導の主な指導・指摘事項の事例)

(1)現状・課題事項

1)日中支援の必要性や支援内容について、サービス等利用計画又は個別支援計画に位置づけられていない。

2)日中支援加算I型(GH)について、土日祝日の分を請求している。

3)日中支援加算(宿泊型自立訓練)及び日中支援加算II型(GH)について、あらかじめ日中活動サービス等を利用することになっていない日の分を請求している。

4)日中支援従事者を加配せず、管理者やサービス管理責任者が勤務時間内に日中支援を行っている。

5)日中支援の内容が記録されていない。

(2)指導事項

1)当該加算については、「昼間の時間帯に利用者を支援した」ことのみをもって算定できるものではない。報酬告示及び留意事項通知で定める要件を満たしているか、必ず確認すること。

2)相談支援事業所や日中活動先の事業所などと連携し、当該利用者にどのような支援を行うのが適当かを検討し、個別支援計画に位置づけた上で、計画的に支援を行うこと。

3)日中支援加算I型(GH)については、土日祝日は加算の算定対象外。

4)日中支援加算(宿泊型自立訓練)及び日中支援加算II型(GH)については、日中活動サービス等を利用することになっている日等に、当該サービスを利用できない場合等が対象となる。最初から日中活動サービス等を利用しない予定の日については、対象とならないので注意すること。

5)昼間の時間帯の支援に係る従業者の勤務時間については、指定基準に規定する従業 者の員数を算定する際の勤務時間に含めることができない。

6)支援にあたった職員の氏名や行った支援の具体的な内容について、必ず記録を残すこと。